2016年 7月

    『マイナンバー制度』~よくある質問「勤務先に副業は知られるか?」その①

    2016年07月12日

    【 就業後のアルバイト 】

    マイナンバーに関する質問の中で最も多いものの一つに、「会社に内緒にしているアルバイトがばれてしまうことはないでしょうか?」というものがあります。

    マイナンバー制度は、役所等の法律で定められた機関に対する手続きにしか、使用することができません。その為、役所等から勤務先に対して、アルバイトをしていることを連絡することは、まず考えられないと思われます。

    アルバイトをしていることが勤務先に知られる可能性があるとすれば、勤務先が住民税の特別徴収を行なっている場合で、副業(アルバイト)をしている社員の住民税が、同じ賃金の別の社員の住民税と比較してかなり違っていたり、それに気付いた経理担当者等が、給与から住民税を算出してみたりするなどして、大きな差が出たということでもなければ、すぐには判明しにくいものと考えます。

    税金の申告にあたり、本人がアルバイト分を別途に確定申告をし、その報酬分の住民税を分けて支払うこともできるようです。

    『マイナンバー制度』~よくある質問「勤務先に副業は知られるか?」その②

    2016年07月14日

    【 知られるかどうかだけの問題ではありません 】

    「勤務先ではなかなか分かりにくかったり、副業分の報酬に対する住民税を払えばそれでいいのか?」というと、問題はそれだけではありません。

    就業規則の中に、「会社の許可なく副業をしてはならない。」等の禁止事項が定められている場合、無断で行なっていた副業に対しては、会社からペナルティーがあることも考えられます。

    ただし、規定違反だからという理由だけで、解雇等の重大な罰則を課せられるということはないと思われます。副業の問題では、「副業が労災の対象になっていない」ことが多い点や、疲労の蓄積などによる本業への影響などについて、より重く受け止めるべきと考えます。

    『マイナンバー制度』~よくある質問「勤務先に副業は知られるか?」その③

    2016年07月16日

    【 非正規社員(アルバイト、パートタイマー)にとって不利益? 】

    アルバイトやパートタイマーの方々の中には、マイナンバーが「自分には不利益になるのでは?」と思われている人もいるようです。しかし、税金の申告や福祉の給付等で問題が発生しそうだという場合でもなければ、今までと変わるということはないと思われます。

    ただし、留学生を使っている企業では、「人のやり繰り」が大変になる場合があるかもしれません。ダブルワークの場合に、週28時間勤務の上限を超えないように調整する際に、勤務時間を減らす必要があるので、人手が必要な外食産業等では影響が出る可能性があるかもしれません。

    元銀行「融資課長」の行政書士が教える~『信用保証協会』の豆知識①

    2016年07月28日

    《 中小企業や創業者の資金繰りを支援する「信用保証協会」とは何なのか?》

    中小企業が金融機関から融資を受けるに当たり、信用保証協会の信用保証を求められることは少なくありません。信用保証制度を上手く利用するためにも、理解しておくべき「信用保証協会」についての基礎知識を、これから数回にわたって掲載いたします。

    【「信用保証協会」とは、そもそもどの様な組織なのでしょうか?】

    ①信用保証協会法に基づき、大企業に比べて担保力や信用力が劣る中小企業や創業者などが、金融機関から「事業資金」を調達する際に、保証人となって融資を受けやすくするようにサポートしてくれる公的機関です。

    ②業歴が浅い、決算の内容が芳しくない、保証人の収入や資産等が弱いなどの理由で、金融機関からプロパー融資(信用保証協会の保証が付かない、金融機関独自の融資のこと)を受けることができない企業に対し、信用保証協会がその企業の信用を保証することで、資金調達を円滑にしています。

    ③全国の都道府県で51ヶ所に設置されており、中小企業の40%弱が信用保証協会を利用、そのうち9割が従業員20人以下の小規模企業となっています。

    ④利用に際しては、原則として、各信用保証協会の管轄区域で事業を営んでいるか、もしくは創業予定であることが前提で、事業実態があることが条件となっています。また当然のことながら、事業運営に必要な資金が対象となっています。

    元銀行「融資課長」の行政書士が教える~『信用保証協会』の豆知識②

    2016年07月29日

    【 信用保証協会の利用方法は?】

    ①通常は、中小企業が金融機関に融資の申し込みをすると、利用に必要な専用の申込書類等が用意されて、その説明をしてくれます。その上で保証申込の事務手続を行なってくれることになります。

    ②都道府県・市区町村などの各自治体による制度融資の場合には、その自治体を経由しての申込を求められることもあります。

    ③申込書類の流れとしては、

    (1)まず、金融機関が中小企業から提出された申込書類の内容等について、「信用保証協会へ保証申請をして融資を実行するかどうか」を審査し、適当と認めた場合に、その申込書類一式に「支店長印」を押印して信用保証協会に送付します。

    (2)信用保証協会では、金融機関から送付されてきた申込書類の内容等を審査し、保証の諾否を決定します。審査の結果、保証することが適当と認められた場合に、保証承諾の連絡が金融機関になされ「保証承諾書」が送付されます。

    (3)金融機関は、送られてきた「保証承諾書」に記載された保証内容や条件に基づいて、中小企業に融資を実行します。

    (4)融資が実行される際に、企業は金融機関を通して「保証料」を信用保証協会に支払い、融資条件に従って、金融機関に元金の返済と利息を支払うことになります。

    ④なお、直接、信用保証協会に信用保証を申込み、保証承諾をもらった上で金融機関に申込むケースもありますが、融資取引のない純然たる新規先からの申込の場合では、金融機関によっては受け付けないこともあります。まずは、最初に金融機関を通して申込むことをお勧めします。なぜなら、あくまでも実際に融資をするかどうかを判断するのは、銀行や信用金庫などの金融機関だということをお忘れなく。

    元銀行「融資課長」の行政書士が教える~『信用保証協会』の豆知識③

    2016年07月30日

    【 信用保証協会はどこまで保証してくれるのでしょうか?】

    ①平成19年10月1日付で「責任共有制度」が導入されて、信用保証協会の保証が100%ではなくなりました。「創業関連保証に係る保証」等の一部を除いて、信用保証協会が保証するのは融資金額の80%で、残りの20%は金融機関のリスク負担ということになりました。

    ②これは、「責任共有制度」の導入以前に信用保証協会付融資の延滞が大量に発生し、それに伴う代位弁済が集中したことが大きな原因になっています。なぜなら、代位弁済の財源は、最終的には国の税金から補填されているからです。

    ③このため、以前のように「信用保証協会の保証付融資」だからといって、金融機関において安易に融資をするのではなく、リスクを負担することで、厳しく、しっかりと審査をすることを暗に意識付けしたものと言われています。

    平成28年7月25日(月) 武蔵野郵便局で無料相談会(主催:東京都行政書士会武鷹支部・福祉家庭部会)を開催します。

    2016年07月1日

     当事務所が所属する東京都行政書士会武鷹支部(武蔵野市及び三鷹市を管轄)の福祉家庭部会が主催(後援:社会福祉法人 武蔵野市社会福祉協議会)する無料相談会を、下記の日程で開催致します。

     今回の相談会は、「地元の身近な法律家」である行政書士による地元の皆様への社会貢献の一環として、「少しでも多くの方のお役に立てれば」という趣旨から行うものです。

     去る6月27日(月)に三鷹郵便局のイベントスペースで無料相談会を開催しましたので、今回は武蔵野市内の武蔵野郵便局での開催となりました。お近くの方や興味のある方で、「ちょっと相談したいことがある」という方々は、遠慮なくご来場下さい。

     なお、8月以降においても、郵便局やその他の施設のスペースを利用した「無料相談会」を、定期的に開催してまいりますので、どうぞご期待下さい。

     

    【 日 程 等 】

    (1)開催日  平成28年7月25日(月)

    (2)会場   武蔵野郵便局 1階 イベントスペース

              (所在) 武蔵野市西久保3-1-26

              (電話) 0422-51-2424

    (3)時間   午前9時 ~ 午後5時

    (4)ご相談内容等

         ①遺言作成や相続手続き(遺産分割協議書の作成等)の相談・支援

         ②暮らしのお困りごと(内容証明作成・契約書作成等)の相談・支援

         ③中小企業(設立・創業融資・資金調達・資金繰り等)の相談・支援

    (5)お問合せ先

         東京都行政書士会武鷹支部(福祉家庭部会)

         住所:三鷹市深大寺2-23-30

         電話:0422-30-5899

         FAX:0422-30-5982

         支部HP:http://mutaka-gyosei.com/

    (6)後援   社会福祉法人 武蔵野市社会福祉協議会

    ◎当日の会場はスペースの関係で、お待たせしてしまうこともあるかと思われますが、その際はどうぞご容赦下さい。

     

    平成28年7月25日(月) 東京都行政書士会 武鷹支部・福祉家庭部会が無料相談会を開催(武蔵野郵便局)

    2016年07月26日

    過日、本ホームページの新着情報の中で「お知らせ」をしておりました無料相談会が、7月25日の9時より武蔵野郵便局において、武鷹支部・福祉家庭部会主催で開催されました。当職も相談員として参加し、多くのお客様の相談をお受けいたしました。

    無料相談ということで、郵便局での用事を済まされた後にお客様がお悩み事などを質問され、私ども専門家の意見に耳を傾けていらっしゃいました。

    質問の中で特に多い内容としては、遺言・相続のお話しで、「遺言書の書き方」、「公正証書遺言と自筆証書遺言の違いやメリット、デメリット」、「相続税の問題」や「トラブルのない相続の方法」など、様々な具体的な質問が寄せられました。

    『今後も地域の皆様のお役にたてれば』という思いを新たにした相談会となりました。